開放的なオフィス空間づくり

機能性を重視したデザイン

新しくオフィスデザインを考えるときに、近年増えているのが機能性が高いオフィスにして業務の効率化を目指すことです。
オフィスは仕事をするところなので、業務の効率化のため最良の環境を作ることが目的です。
例えば無駄な動線をなくすという方策や、デスクレイアウトを変えて業務へ集中しやすくする、連携のしやすさを最適化する方法もあります。
フリーアドレスにしてコミュニケーションを促したり、部署間でのやり取りを増やすなど新しいアイデアが生まれてくるのも期待出来ます。
どのような形の業務を重視するかでも色々なオフィスデザインがあり、企業ブランドの価値を高めたり、オフィスやブランドの宣伝効果を持たせたりすることも多いです。
オフィスにブランドコンセプトを反映させて表現するのはよくある方法です。
ブランドカラーを使いイメージにあうレイアウトや世界観を表現し、エントランスやフロント周辺、取引先が利用する会議室なども外向きにブランディングします。
これは内部にも有効で、全面的にブランドのコンセプトを重視したデザインに仕上げることも少なくないです。

オフィスデザインの中に自然を取り入れよう

職場というと、無機質で遊び心のない空間をイメージする人も多いかも知れませんが、発想力を高めたり集中力をもたらすためにも様々な工夫をすることが大事です。
オフィスデザインは、業態や企業の社風などに合わせることが一番のポイントとなります。
特にお勧めの方法としては、オフィスデザインに自然の要素を取り入れることです。
一日中オフィスの建物内で過ごすことが当たり前になっているかも知れませんが、やはり外の光を浴びたり植物に癒されるというのは、人間の生活に欠かせないとても重要なことだと認識しておくべきです。
例えば、照明を工夫することができます。
朝から昼にかけては明るく、昼から夕方にかけては少し落ち着いた色味にしていくことで、外の日光を浴びているのと同じように体内時計がしっかりと働くようになるからです。
また植栽をところどころに置くと、リラックス効果や集中力を高める効果が得られます。
そのような形で、手軽に出来ることから取り組んでみてください。